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鍛冶屋って何?管理人=孝の仕事は簡単に言うと鉄(鋼)の焼入れ屋です。
焼き入れってなに?という方に少しご紹介しますね\(^▽^)。
悪人どもをバッタバッタと切り倒す 
TVなどでよくあるシーンですが、あんなに人を切っても刀ってなぜ平気なんでしょう?刀は砂鉄と木炭を混ぜて土のかまに入れ、吹子(ふいご)で風を送って真っ赤に焼いて鎚(つち)でたたいて形を造りますが、最後に水の中に入れてジュ〜ッと焼きを入れます。
そのタイミングや温度、水の中に入れた混ぜ物が、いわゆる名匠の技だったと言われています。

焼入れの目的は鉄を硬くすること、それともう一つは強くすることです。
紀元前三千年の大昔、古代エジプト人はすでに焼き入れ技術を持っていたという史実がありそれが現代にも引き継がれ産業界の広い分野で応用され将来もっと新しい用途が考えられているようです。
焼入れにも色んな方法がありますが、私が携わっているのは高周波誘導加熱を利用した方法で、 主に鉄の表面だけを焼きいれる高周波焼入れというもので自動車などに最も多く利用されていますが、 他に工作機械を始め広い分野で活躍しています。 たとえば、時速100kmで高速走行している車のエンジンは毎分約4000回転もの運動をしていおりピストンとシリンダーの上下運動がクランク⇒ミッション⇒デファレンシャルギアと伝わって行きます、その中の歯車や部品はかなりの力でぶつかり合い、滑り合っているのです。
もしこれらの部品が普通の鉄で作られたままで使われていたらたちまちすり減ってしまい車はすぐにも動かなくなるでしょう。そこで高周波焼入れが最も有効な手段となって、最もよく利用されているのです。私たちが処理した部品達はきっと皆さんの身近なところにも届いているはずです、 工具類例えばニッパー、ペンチ、パイプレンチなどの量産品をはじめ、それを作るための工作機械やそれに装着されている刃物等 数え切れないほどあるのではないでしょうか。
観光地にあるロープウエイ、ケーブルカー、ゴンドラ、リフトの滑車その全てではありませんが重要な部位には必ず高周波焼入れを施したものが使われています。
高周波焼入れの詳しい方法や原理は省略しますが、その焼入れ風景を少しだけご紹介します。
左の画像は製品を加熱し冷却液を噴射して今まさに焼入れしようとしているところです。
炎も使わないのに真っ赤に焼けているのがわかるでしょうか?
電磁調理器を思い浮かべてください、電磁調理器具の表面は熱くないし炎が出てるわけでも無いのにお鍋は熱くなるでしょう?
あれはこの装置と同じ原理なんです。

高周波誘導加熱前
加熱直後
加熱途中
焼入れ温度に到達
スプロケットを高周波で加熱している様子です
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